こことは別のとある次元に存在する世界「アルカーニャ」 魔術や剣術が普通に生活の中に取り入れられているこの世界には 「女神の神託」と呼ばれる不思議な言い伝えが存在していた 「アルカーニャ」を統べる王家の家系に産まれた女児に宿る「女神の力」 その「女神の力」はどんな願いでも叶える事が出来るという ただし「女神の力」を使うことが出来るのは「満月の晩」のみで しかも「1人」の願いを叶えるのが精一杯だと言われている 王家は「女神の力」を欲する人間達から無作為に「9人」を選びこう宣言した 「力を欲するなら戦え…最後に残った1人だけ願いを叶えてやろう」と… 選ばれた「9人」は自らが叶えようとしている願いの為に戦い続け やがて「最後の1人」が勝ち残った時に「女神」は願いを叶える… だが現在の「女神」は王家の人間しか知らない衝撃の真実を持っていた… この事実は選ばれた「9人」にすら明かされることもなく 王家でも「トップシークレット」として扱われていたのだが… これはそんな世界で繰り広げられるとても不思議な物語… 【選ばれた9人の人間達】 ★ミノリ=クラッカー(日下稔さん)【 @kusaka_minoru 】 「アルカーニャ」の一角にある小さな村で暮らしている至極普通の人間 魔術や剣術を使うことが出来ない「無能力者」だったのだが ある日突然「女神の力」をめぐって戦う「9人」に選抜されてしまう いきなり戦いに巻き込まれて困り果てるが母の為に参戦を決意する 叶えたい願いは「母親が患っている病気を治してほしい」 「えっ…私が…!? そんな…何かの間違い…です…よね?」 ★カノン=セレニティ(兎多月かのんさん)【 @utatsuki_kanon 】 王宮に使える騎士団の一員でトップクラスの実力を誇っている 誰でも簡単に倒してしまう故に「もっと白熱した戦いがしたい」と悩んでいたが 「女神の力」をめぐって戦う「9人」に選抜されたことがきっかけで 「ここでなら白熱した戦いが出来るかもしれない」と参戦を決意する 叶えたい願いは「自分と寸分の違いもない実力を持つ好敵手がほしい」 「選ぶがいい…私を倒して願いを叶えるか…それとも…ここで死ぬか…」 ★トーイ=スクリューズ(遠井優さん)【 @suguru_tooi 】 「アルカーニャ」の各地を巡って旅をしている吟遊詩人の女性 楽器の演奏を得意としているのだが親から楽器を演奏することを咎められていた 現在の旅も両親からの了承を得られなかった為に「家出同然」で行っている そんな折「女神の力」をめぐって戦う「9人」に選抜され参戦を決意する 叶えたい願いは「自身が演奏する楽器を親に認めてもらいたい」 「どうして認めてくれないの!? 私は楽器を演奏することが好きなのに!」 ★ナイト=ブロッサム(櫻井智夜さん)【 @Tomoya_Ryo 】 「アルカーニャ」の一角にある街の市長を務めている男性 昔から「生徒会長」や「学年主席」といった称号を数多く手にしていて その影響か「権力者」に興味を抱きいつか自分も権力を手にしたいと考えていた そんな折「女神の力」をめぐって戦う「9人」に選抜され参戦を決意する 叶えたい願いは「王家に匹敵するほどの権力者になりたい」 「…はぁ? そんなの権力さえあればどうにかなるだろ?」 ★ニック=カルビー(Nickさん)【 @Linadob 】 モンスターと呼ばれる存在を使役する「魔獣使い」の青年 どんなモンスターとも仲良くなることが出来る特異体質の持ち主だが 相棒であるモンスターの実力が他より劣っていることを気にしていた そんな折「女神の力」をめぐって戦う「9人」に選抜され参戦を決意する 叶えたい願いは「相棒の魔獣をもっと強くしてほしい」 「俺の相棒は強いんだぜ! 一度戦ってみるか?」 ★ルキフグス=ワコール(和光佳清さん)【 @wakouy 】 「アルカーニャ」のとある街にある大学で魔術を教えている教授 学生時代に自分が執筆した論文を当時の教授だった男性に奪われた過去を持つ それが原因で「他人との関係」を築くことや王宮の人間達を含む「権力者」を恐れていた そんな折「女神の力」をめぐって戦う「9人」に選抜され参戦を決意する 叶えたい願いは「あの時に自分が執筆した論文を自分のものとして認めてほしい」 「私は…あの時…教授に裏切られたんだ! そして…論文を奪われてしまった!」 ★リゼル=エニシア(縁茜莉さん)【 @yosugasenri 】 「アルカーニャ」の一角にある大きな街の会社で働いている女性 事務作業に憧れを抱き入社するもののその会社がブラック企業であった為 毎日のように残業等の労働を夜遅くまで強制されて困り果てていた そんな折「女神の力」をめぐって戦う「9人」に選抜され参戦を決意する 叶えたい願いは「現在の職場で抱えている職務から解放されたい」 「働くことでお金を稼ぐのはいいことよ? でもそれが楽しいことであるとは限らないでしょう?」 ★シエスタ=セイレーン(白鷺風羽さん)【 @sirasagi_huu 】 とある村で歌を聞かせることを生業としていた少女 父親を幼い頃に亡くしていて現在は母親や兄と共に暮らしている 兄が作り自分が歌う曲をいつか村だけではなく世界中に広めたいと考えていたが そんな折「女神の力」をめぐって戦う「9人」に選抜され参戦を決意する 叶えたい願いは「自分の歌声をもっと世界の人々に広めたい」 「私は…歌で世界を平和にしたいんです! その為なら…私は…戦います!」 ★ケイト=ダージリン(蓬ケイさん)【 @yomogi_kei 】 「アルカーニャ」の一角にある街で暮らしていた「女性」 「女性」でありながら「男性」を愛することが出来ずにいた 自身の「女性」しか愛することが出来ない体質を何とかしたいと考えていたが そんな折「女神の力」をめぐって戦う「9人」に選抜され参戦を決意する 叶えたい願いは「好きな男性と運命の出会いを果たしたい」 「私が愛する人々は全て女性だった…それだけなのに…どうしてもそれが嫌だった…」 【王家の人間】 ★ハイド=フォン=アルカーニャ(守矢光秀さん)【 @mituhide_mtg 】 王家の男児でありながら「女神の力」を授かった青年 幼い頃に実の両親と死に別れて叔母であるアルコスに育てられた カタルシスの影武者として「女」の姿で「女神の神託」を代行している 「女神」の力を放棄して自分自身が「男」として扱われることを望んでいるのだが アルコスやリーンのような「権力を持つ王家の人間」がそれを許さない為に渋々従っている 「…分かりました…母上がそう仰るなら…仕方ないですね…」 ★カタルシス=フォン=アルカーニャ(ぺきさん)【 @kataru_peki 】 王家の一族に産まれた女児でありながら「女神の力」を授からなかった少女 「女神の力」を授からなかった為に「異端児」として王宮の牢獄に隔離されていて それ故に「外界」をほとんど知らず「いつか外界に旅立つ」ことをずっと夢見ていた 女性でありながら声や容姿が青年のようであり自身もそれをコンプレックスとしている 牢獄の中での暇潰しとして物語を想像することを趣味としている 「私は絶対に外界へと旅立ってみせる! それがいつになるか分からないけれど…」 ★アルコス=フォン=アルカーニャ(Alcoさん)【 @_alco_dolly 】 カタルシスの実母でありハイドの叔母にあたる女性で現在の王家における最高権力者 自らの子であるカタルシスに「女神の力」が宿らなかったことを嘆いており 「女神の力」を宿したハイドを手に入れる為に半ば強制的に養子縁組を結んだ ハイドに「女」の姿で「女神の神託」を代行するよう命じた張本人であるが 心の奥ではハイドのことを実の娘であるカタルシスと同等に愛している 「ハイド…カタルシスの影武者として力を使いなさい…」 ★リーン=イェーガー(ちくりんさん)【 @chikurin24 】 王家に使える執事であり「女神」がハイドだと知っている数少ない存在の1人 「女神の神託」をめぐって繰り広げられる戦いの実況も務めている アルコスとは幼い頃から「主君」と「従者」という関係で結ばれており たとえどんな内容であってもアルコスの命令には絶対に従う忠誠心の持ち主 数年前からアルコスの興味が自分からハイドに移りつつあることを気にしている 「私はアルコス様に従うのみ…ただ…それだけのことです…」